12/27(木)公開前夜上映会舞台挨拶レポート

公開が目前に迫った12月27日(木)、大泉洋さん、高畑充希さん、三浦春馬さん、前田哲監督が登壇し、公開前夜上映会舞台挨拶を実施いたしました。

会場からの熱烈な拍手の中、迎え入れられた大泉さんは「いよいよ明日から公開になりますが、この映画は並並ならぬ気合いで撮影して、並並ならぬ気合いで宣伝活動しております。今日でなんとか宣伝も一区切りということで、並並ならぬ気合いで映画の初日を迎えられたらと思っています」と、いつもの大泉節を炸裂させ、早速会場は笑いに包まれました。続いて高畑さんが「撮影もあったかくて楽しい現場だったのですが、完成した映画を観て、なんて心がポカポカする映画なんだろうと思いました。早く皆さんに観ていただいてどのように感じられるのか知りたいと思っていたので、明日を迎えられることを嬉しく思います」、三浦さんも「前田監督はこの映画を宝物とおっしゃるんですが、僕たちも心地よい時間のなかでたくさんのことにチャレンジさせてもらった作品でした。自分でいうのはなんですが、この作品は年末年始の日本中を前向きな気持ちにさせてくれると期待をせずにはいられない作品になりました」と挨拶すると、前田監督は「3年前からこの映画に取り組んでいますが、俳優さんをはじめ皆さんと過ごした時間は僕にとって宝物のような時間でした。勇気と元気を届けたいと思って作った映画です」と、いよいよ公開を目前に控え、感無量の気持ちを語りました。

1959年生まれの鹿野靖明さんは12月26日が誕生日とのことで、ご存命であれば今年59歳になっていたそう。普段は映画を通して、自分の考えが大きく変わることはあまりないという大泉さんも「自分のこどもには『人に迷惑をかけちゃいけないよ』と言っていたけど、鹿野さんを演じてみて、自分ではできないけれど人にお願いをして、助けてもらってできるのなら、それは諦めなくてもいいことなのではと思うようになりました。その代わり、助けを求められれば助けてあげられる人になってほしいと思うし、僕自身もこれからそういう人になりたいです」と、鹿野さんとの出会いがご自身に大きな影響を与えたエピソードを明かしました。

そしてこの日は映画の公開を記念し、登壇者全員でバナナ鏡開きをするということで、舞台上に登場したのは、なんとタイトルのバナナにちなんでバナナジュースの入った大きな樽! 鏡割りを終え、グラスに注がれたバナナジュースでの乾杯のご発声は、映画の乾杯シーンと同じく「乾杯といえば田中くん」と田中役の三浦さんが行うことに。「映画『こんな夜更けにバナナかよ』多くの人に見てもらえるように祈って!乾杯!」と、登壇者全員で映画公開を祝し、バナナジュースで祝杯をあげました。

最後に大泉さんが「この撮影は鹿野さんに導かれ続けた映画だったと思います。鹿野さんは自分が動けないから助けてほしい、助けてもらえれば自分も普通の人に近いことができると思ったから、我慢をするのではなく、勇気を持って助けてほしいということを選び、わがままを言っていたんだと思います。この映画を観ていただいて、人に迷惑をかけないことを美徳とする日本で、それだけじゃないのかもと思っていただければ、そして最終的にこの映画が同じ障害を持つ方のためになればいいなと願っています」と締め、舞台挨拶は幕を閉じました。